マイケル・シェンカー

【Michael Schenker Group】Attack Of The Mad Axeman

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名曲揃いのアルバム『MSG』から、曲「Attack Of The Mad Axeman」を紹介します。

今回は、【Michael Schenker Group】のセカンドアルバム『MSG』より「Attack Of The Mad Axeman」をご紹介します。
セカンドアルバム『MSG』は、名作が揃っているため、同じアルバムから何度も紹介する事になりますが、お勧めの曲は出し惜しみ無しで紹介します。(記事も多くなった来たので、どこかで構成を整理しようと思います。)

曲「Attack Of The Mad Axeman」の魅力について

エモーショナルでキャッチーなイントロのギタープレイで曲は始まり、印象的なギターリフの個性的な曲です。何が魅力かと言えば、もちろんマイケルのギタープレイが一番なのですが、構成が変化に富んでいるため、色々なバリエーションでマイケル節が楽しめる所が曲の魅力です。ライブでも非常に味わい深く、人気の曲です。ご存じ無い方は、色々なバリエーションを聴いて頂き、マイケルのギターをご堪能ください。

マイケルのギタープレイの変化について

80年代のMSGサウンド。若き日のマイケルの勇士

スピードも速く、若さ溢れるエネルギッシュな演奏です。MSGらしいです。

シーンに戻ってきた90年代の後半のマイケル、少し怪しい恰好でした。この時代までギブソンのVですね。

マッコーリー・シェンカーグループの3部作が終わって、若手ボーカルとMSGを再開した頃のマイケルです。このころは繊細な音です。

2010年、30周年の日本公演ですね。ライブ行きました!

2010年の日本公演では、安定感抜群の熟練の演奏です。昔の自分をなぞるような演奏もあります。ファーストアルバムのメンバーであったサイモン・フィリップスのドラムは、非常に相性が良いです。

最近のマイケルです。パフォーマンスも充実しています。彼の歴史は一貫して真っ直ぐです。

現在のマイケル、昔の自分をなぞるのでは無く、今の熟練した自分でシッカリ弾いています。そしてパフォーマンスも大事にして、皆を楽しませて自分も楽しむ。あるべき姿を体現しています。彼の真っ直ぐな歴史の集大成、いやいや、まだまだ進化を続けて魅了して欲しいです。

曲「Attack Of The Mad Axeman」の聴き所

この曲「Attack Of The Mad Axeman」の聴き所をまとめました。

イントロ部
マイケルのヴィブラートとギターのトーンを味わいます。
1つ1つの音に人間味を感じるマイケルらしい音に注目です。ヴィブラートは揺らぎの速度は可変だから機械ではなく人間味があるのです。
 
リフ部
ちょっとコミカルでトリッキーな印象のリフを堪能します。
このリフはギターで弾くと、更に楽しい気分になります。難易度は高く無いのでギター弾く方は、ぜひコピーしてみてください。

スライド・バー演奏
マイケルは、意外とスライド・バー演奏が得意なので注目です。
スライドでもヴィブラートが印象的です。マイケルはシッカリと自分の耳で良い揺らぎを聴いて音を出しています。良い音を聞き分ける耳があるのです。だから、縦揺れ(通常)と横揺れ(スライド)でも、同じ様にマイケルの個性を感じる揺らぎが出せるのです。

ギターソロ部
マイケルは、単調なコード展開の上に、個性的なフレーズを自在に乗せるのが得意です。それらの音は、音楽理論では無く、彼の類まれな才能と経験により生み出されます。小手先では無く、彼の内面から湧き上がる音であるため、非常に音に存在感や説得力があります。ギターでコピーしようとしても、同じニュアンスがなかなか出せないのですよね。そういう所が、マイケルが孤高であり、神と呼ばれるギタリストたる由縁なのです。

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心の琴線

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