今回は、バンド【Impellitteri】のアルバム『Stand In Line』より、曲「Stand In Line」をご紹介させて頂きます。
このアルバムは、バンド【Impellitteri】(インペリテリ)が1988年に発表した初のフル・アルバムです。声域が4オクターブあると言われる大物ボーカリストのグラハム・ボネットが加入した事もあり、バンドの知名度を一気に加速したアルバムです。グラハムは、2002年に発表したアルバム『System X』でもボーカルに加わっています。光速ギタリストとして有名なクリス・インペリテリは、ギター・ソロよりも、バッキングの方でリフ作りに才能を発揮します。そして、鍛え上げた力強いピッキングとコード・ヴィブラートにより、彼のギターサウンドには熱い魂を感じます。
「Stand In Line」原曲のPVです。
Impellitteri – “Stand In Line” (Full Video with Guitar Solo)
鐘の音からイントロが始まり、クリス・インペリテリ渾身のリフが始まります。このリフがモチーフとなり、グラハムのハイトーンボーカルが入って来ます。ボーカル・メロディーは、最初からトップ・ギアで、声域の広さを活かし力強く、魂を熱く震わせる歌声です。グラハムの歌い方には、アドリブ的な要素を加える特徴があります。
3:15から始まるギター・ソロは、フレーズの構成・音楽性などは関係ないと言わんばかりのクリス・インペリテリの光速ギターです。本能のままに弾いている様で、熱いものが伝わって来ます。
今回の「心の琴線に触れる音」は、モチーフとなるリフです。もちろんボーカルも素晴らしく、ギター・ソロもエモーショナルですが、それはパーツです。このモチーフとなるリフから溢れ出す熱い魂によって、曲のゲシュタルトが創造されたと思います。
この曲は、HR//HMの力で溢れており、聴いている人の魂も熱くする名曲です。
「Stand In Line」ロブ・ロックバージョン
Impelliteri. Stand in line. Rock Fest. 17/7/16.
ロブ・ロックによるボーカルバージョンです。クリスとの相性の良さから、安心して聴けます。ライブとは思えない完璧過ぎるギター演奏と音のキレには何度聴いても驚きます。原曲を超えるアレンジが素晴らしいです。
「Stand In Line」グラハムバージョン2019年
stand in line 20190601
最近のお爺さんグラハム・ボネットのゲスト参加は、お祭りの様で嬉しいです。この曲に限っては、ロブ・ロックよりもグラハム・ボネットの方が親和性がありそうです。
グラハム・ボネットバンドによる曲「Stand In Line」
Graham Bonnet Band “Stand in Line” Live (Official)
聴き比べると面白いですね。このギタリストも上手いですが、どうしても比較してしまい、クリス・インペリテリの音には、存在感がある事が良く分かります。
ご紹介のアルバム『Stand In Line』です。
バンド【Impellitteri】(インペリテリ)の中で最も有名な曲「Stand In Line」。少しでも多くの人にグラハムと残した魂を熱くする名曲を知って頂けると嬉しいです。
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