今回はバンド【Michael Schenker Fest】のアルバム『REVELATION』より、曲「THE BEAST IN THE SHADOWS」をご紹介させて頂きます。
このアルバム『REVELATION』は、バンド【Michael Schenker Fest】が2019年に発表した2作目のアルバムです。待望のMichael Schenkerの新作です。前作『Resurrection』に引き続き、更にマイケルらしさが強く入っており、ファンには聴いて笑顔が止まらない作品です。
アルバムアートも、前作に引き続きインパクト大ですね。楽しませてくれます。アルバム名を日本語訳すると「啓示」です。フライングVの神からの啓示です。
マイケルは「18歳に戻った気分だ。自らの人生は一巡した。」と語っています。このアルバムは、前作にも増してマイケルとメンバーから新鮮さが増しています。
マイケルは、自分の個性を良く知り、自分の中から湧き上がる感覚を非常に大事にしているギタリストです。彼の純粋な心、譲れない強い拘り、過去の魅了するギター・プレイの数々。そして今も変わらぬ活躍。彼程、生き様まで魅了されるギタリストは他には居ないです。
今回、ご紹介する曲は、PVのある曲では無く、マイケルらしいギターが味わえる曲をご紹介させて頂きます。ご紹介のアルバム『REVELATION』は、バリエーションが豊かで、他の曲も新鮮なエネルギーで溢れています。是非アルバムの全曲を聴いてみてください。
マイケルは、爺さんになっても格好良いです。
それぞれの時代でマイケルと共に歩んだメンバーが、このバンド【Michael Schenker Fest】で集います。
前作『Resurrection』(日本語訳は復活)の紹介はこちら
ご紹介の曲「THE BEAST IN THE SHADOWS」です。
The Beast in the Shadows (feat. Graham Bonnet)
イントロは、ストリングの音からギターリフが始まり、グラハム・ボネットのヴォーカルが入ります。コーラスや鐘の音が印象的で、厳格さを感じるシーンが続きます。サビ部は、グラハムらしい力強く哀愁を感じます。
2:14~3:15のギター・ソロ、4;22~最後のギター・ソロでは、マイケルの哀愁漂うギターの音に魅了されます。ピッキングやヴィブラートとタメなど細かく変化が付けられており、彼が磨いてきた個性を十分に味わう事が出来ます。
今回の「心の琴線に触れる音」は、ギター・ソロ全部と言いたい所ですが、①2:32~2:33:ヴィブラート掛けずに音を伸ばし、改めてヴィブラートを掛けて音を伸ばすシーン。②2:57~3:15:強いピッキングによるタメとヴィブラートによる音の変化のシーン。③4:32~4:39:低音のタメから、流れる様な高音の展開シーン。この3つのシーンを選定します。どれもマイケルらしく、心を震わせる音です。人それぞれ、感じ方は異なると思いますが、マイケルが拘る音の細かい変化を少しでも伝えられると嬉しいです。
ボーナス・トラックでは、この曲のギター・ソロに【LOUDNESS】の高崎晃がゲスト参加しています。
ご紹介のアルバム『REVELATION』です。
レヴェレイション[通常盤CD(日本語解説書封入/歌詞対訳付)]
- アーティスト: マイケル・シェンカー・フェスト,マイケル・シェンカー,ゲイリー・バーデン,グラハム・ボネット,ロビン・マッコーリー,ドゥギー・ホワイト,クリス・グレン,サイモン・フィリップス,ボド・ショプフ,スティーヴ・マン,ロニー・ロメロ
- 出版社/メーカー: ワードレコーズ
- 発売日: 2019/09/20
- メディア: CD
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Michael Schenker 待望の新作『REVELATION』です。「18歳に戻った気分だ。自らの人生は一巡した。」と語るマイケルの言葉通り、新鮮なアルバムです。心に沁みる音を少しでも多くの人へ紹介できると幸いです。
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