今回は、バンド【Asia】のアルバム『Phoenix』より、曲「Never Again」をご紹介させて頂きます。
このアルバム『Phoenix』は、バンド【Asia】が2008年に発表した作品です。そのアルバム名の如く、25年ぶりにバンド結成時のオリジナルメンバーが集まって作った奇跡のアルバムです。そんなアルバムから、今回は最もバンドらしいキャッチーな曲「Never Again」をご紹介させて頂きます。オリジナル・メンバーが持つ特別な空気感がアルバムを通じて楽しめます。曲は独特の空間の広がりを感じ、聴く程に深い味わいを感じます。普段はハードロック/ヘビーメタルが好きな私でも、上質な魅力を感じるバンドですので、同じ穴のムジナの貴方も聴いてみてください。普段、聴かない音かもしれませんが意外と気に入るかも知れません。
ご紹介の曲「Never Again」の原曲です。
Asia / Never Again
曲名「Never Again」は、「もう2度とない」という意味深な言葉です。
イントロから、プログレッシブ・ロックバンド【Asia】らしい独特なギターリフから始まります。そして、味なドラムスを皮切りに、ボーカル・キーボード・ベースが一気に曲に入ります。曲は非常にキャッチーで、音に無駄が無く、それでいて広がりのあるサウンドです。伝説のオリジナル・メンバーだからこそ作れる音なのだと思います。音楽理論などは当然として、実力のあるメンバーによる、独特の間が味わえるように曲構成になっています。プログレッシブ・ロックの芸術的な作品と言えるでしょう。
今回の「心の琴線に触れる音」は、イントロから、ボーカルが入ったAメロの中に出てくるキーボードの3音のオブリガードです。神秘的に感じられる3音が、何か心の奥底に届く様な気がします。このシーンのギターも、良いコントラストを出して引立てています。
3:50からの個性派ギターのスティーブ・ハウのギターが見せ場となります。独特なサウンドが非常に味わい深いです。
「Never Again」当時のライブ映像です。
Asia (Original Members) Time Again / Never Again / Sole Survivor – Live 2009
「Never Again」は、5:15付近から始まります。
当時から見た目は、お爺さんの個性派ギタリストのスティーブ・ハウも、良い音を出しています。他の2曲は、伝説の1stアルバムからの有名曲ですので、是非聴いてみてください。
1stアルバム『Asia』の紹介は、こちらです。
よろしければ、最高傑作の1stアルバムを聴いてみてください。
ご紹介のアルバム『Phoenix』です。
25年ぶりのオリジナル・メンバー復活時の名作アルバム『Phoenix』です。25年経過しての再集結、色褪せない奇跡のサウンドです。独特で味わい深いサウンドを多くの人へ紹介できると嬉しいです。
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