今回は、バンド【Whitesnake】のアルバム『Whitesnake』より、曲「Still Of The Night」をご紹介させて頂きます。
バンド【Deep Purple】の元ボーカルであったデイヴィッド・カヴァデールが率いるバンドが【Whitesnake】です。非常に知名度の高いイングランド出身のハードロック・バンドです。そんな彼らの作品の中で最も成功を収めたアルバムが7枚目の『Whitesnake』、日本名は、サーペンス・アルバス〈白蛇の紋章〉です。1バンド【Thin Lizzy】の元ギタリスト:ジョン・サイクスが加入し大活躍したアルバムで、非常に完成度の高い歴史的な名盤アルバムです。そんなアルバムの中から、最初のシングルとして大ブレイクの狼煙を上げた曲が、ご紹介の曲「Still Of The Night」です。
残念ながら、この作品を発表する時点でカヴァーデール以外のメンバーは解雇され、PVの撮影には後任メンバーで撮影されました。エイドリアン・ヴァンデンバーグも参加し、そのままメンバーに加わりました。
バンド【Vandenberg】の3部作の紹介は、こちらです。
ご紹介の曲「Still Of The Night」の原曲
Still of the Night – Whitesnake [HD]
イントロから、ハードロックの王道と言える展開で、ヴォーカルとギターのバランスがよく、多彩でダイナミックな展開に、つい顔がニヤけて嬉しくなります。2:03位からの静寂の展開にもメリハリのある存在感のあるストーリー展開がカッコ良く、更に3:19から次第に激しさを増し、3:57から激しくギターが展開されます。途中のコードヴィブラートにも痺れます。
今回の「心の琴線に触れる音」は、0:20~0:30リフA、0:49~0:59リフB、1:51~2:00リフC、3:19~3:57間奏リフA(シンセ)、3:57~4:16間奏リフB といった、印象に残るバッキングです。非常に展開が多い中、全てのリフが一級品の存在感を出している事には驚愕です。曲として非常に完成度が高いので、ライブ版を含めて味わってください。
ご紹介の曲「Still Of The Night」当時のPV
Whitesnake – Still of the Night
いかにも80年代といった感があります。デイヴィッド・カヴァデールは格好良いし、エイドリアン・ヴァンデンバーグも魅せる動きしています。PVには、カヴァデールの当時の恋人が出演しているらしいです。
「Still Of The Night」の1990年のライブです。
WHITESNAKE – Still Of The Night
スティーブ・ヴァイ+エイドリアン・ヴァンデンバーグのギター時代です。
ヴァンデンバーグのバイオリンの弓弾きも見れます。この2人のギターは圧巻です。
おまけ(エイドリアン・ヴァンデンバーグのギター)
Adrian Vandenberg – Whitesnake – Guitar solo (Live at Donington 1990)
個人的に好きなエイドリアン・ヴァンデンバーグです。彼が内面から奏でる音は素晴らしく、カリスマも兼ね備えています。
おまけ(スティーブ・ヴァイのギター)
Whitesnake – Steve Vai (Live Solo1990)
才能に溢れ独特な音で魅了するスティーブ・ヴァイです。圧巻のステージです。
「Still Of The Night」の1997年のライブです。
Whitesnake – Still Of The Night (Live In Moscow 1997) [Pro-Shot] [HQ]
ギターは、エイドリアン・ヴァンデンバーグです。沁みる音です。
曲「Still Of The Night」の現メンバーによるライブ映像
WHITESNAKE Still of the Night, Live HD 2019
現在のメンバーによるライブです。デイヴィッド・カヴァデールは68歳、お爺さんなのに格好良いです。ギターは、バンド【Dokken】出身のレブ・ビーチ、バンド【Night Ranger】出身のジョエル・ホークストラの2名、安定感があり上手いです。
ご紹介のアルバム『Whitesnake』です。
ハードロックを語る上で外せない金字塔の1つです。ご存知無い方も、聴いて頂ければ、この名盤の威力は伝わると思います。心に刻まれる歴史に名を残す名盤です。
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