今回は、バンド【Therion】よりアルバム『Gothic Kabbalah』より、曲「Son Of The Staves Of Time」をご紹介させて頂きます。
セリオンは、スウェーデン出身のシンフォニックメタルのバンドです。オーケストラやコーラスを多く取り入れて壮大な曲が多いです。バンドというより、固定メンバーでは無く、色々はアーティストが混ざって曲を作っている印象が強いです。
www.youtube.com
静かで美しいボーカルから壮大で神話のような曲が始まります。
豪華なメンバー構成で多くの音が入り丁寧に緻密に曲が作られているのですが、ボーカルを中心に調和が保たれ、静と動がシッカリし起承転結のある聴き応えのある曲です。
1:02から始まる光りが差し込むようなシーンです。ここはボーカルメロディーと掛け合うオブリガードと、何よりミュートした複雑なバッキングギターが素晴らしい様式美となった「心の琴線に触れる音」です。また、1:37~2:07のシーン再開からの静寂の中の2:18からのイントロのボーカル挿入部、そこからの展開もクラシックの様な構成美を感じますね。このアルバムは2枚組で聴き応えのある曲も多いのです。この曲を気に入って頂けた、バンド【Therion】の曲を是非聴いてみてください。
Therion — Son Of The Staves Of Time Live At Wacken 2007
ご紹介のアルバムです。
コメント