今回は、バンド【Children Of Bodom】のアルバム『Blooddrunk』より、曲「Roundtrip To Hell And Back」を紹介させて頂きます。
このバンドは、フィンランドのメタルバンド(メロディック・デスメタルバンド)です。注目は、やはりボーカル兼リードギターのアレキシ・ライホです。
デスボイスが嫌いな人は、ボーカルは効果音だと思って楽器に耳を傾けてください。(私はギターの音を中心に聴く傾向のためか、デスボイスは全く気にならないです。)
ライホは、幼い頃バイオリンを習っており、精密な演奏技術とクラシックの影響を持ち合わせており、リフもソロも懐が深いギタリストです。
ギターは、昔はジャクソンのランディ・ローズ・モデルを使っていて、今も類似した見た目のESPのAlexiモデルを弾いています。
ギターソロの時は、足にギターを乗せて立てて弾くのがライホ・スタイルです。
エフェクターなど余り使用しないアンプ直結の様な音が特徴で、キレを追求した繊細な演奏と、懐の深いフレーズにより、個性が強く大好きなギタリストです。
そして、ライホのギターとキーボードのヤンネ・ウィルマンのコラボレーションも大きく音楽性を高めています。
今回の「心の琴線に触れる音」は、0:00~0:32(特に0:16~0:32)のモチーフとなるリフです。この変則的で不可思議なクラシックを感じさせる深味のあるメタルリフです。変な表現になりますが、苦しそうな音がカッコいいです。
1:39~別の展開になり盛り上げて行きます。
2:12~ギター・ソロ(ライホに注目)
2:59~キーボード・ソロ(ヤンネに注目)
モチーフとなるフレーズを元に、展開させていく曲の構成力、ギターとキーボードのソロによる味付けなど、高い音楽性・懐の深さを感じます。
Children of Bodom – Roundtrip To Hell and Back
ライホ・スタイルが見れます。
Children Of Bodom -Roundtrip To Hell And Back- Live
ご紹介のアルバムです。
- アーティスト: Children of Bodom
- 出版社/メーカー: Universal Int’l
- 発売日: 2008/04/29
- メディア: CD
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