ジョー・サトリアーニ

【Joe Satriani】Mountain Song

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今回は、バンド【Joe Satriani】のアルバム『Strange Beautiful Music』より、曲「Mountain Song」をご紹介させて頂きます。

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Strange Beautiful Music

ジョー・サトリアーニと言えば、ギター・インストで有名です。演奏技術はさる事ながら、音楽理論にも詳しく、その両面が高い次元で備わっている知的なギタリストです。それに、大物ギタリストのスティーヴ・ヴァイ、カーク・ハメットにギターを教えたという話は有名です。微妙なニュアンスを正確に出せる技術を持っており、ビブラートも正確にコントロールしていながらも、機械の様な演奏では無く、心に届く音を出すので素晴らしいと思います。

ジョー・サトリアーニと有名大物ギタリスト2人と競演する「G3」の活動も昔から行っており、活動の幅が広い人です。マイケル・シェンカー+ウリ・ジョン・ロートとの共演には個人的には大興奮でした。

以下のホームページから、G3の歴史が見れます。ご存知無い方は、是非見てみてください。

www.satriani.com

良くスポーツ番組のBGMなどで使われていたり、ノリノリの曲も多くあるのですが、今回は心に沁みる曲からご紹介させて頂きます。


JOE SATRIANI – MOUNTAIN SONG

モチーフとなる、0:00~0:12のリフも素晴らしい、深く心に染みて来ます。

そこにメロディーが乗って、Aメロの0:12~0:42、サビの0:42~1:03へと展開します。

Aメロでは、速いビブラート、サビでは遅いビブラートを中心に感情を乗せる様に緩急を付けています。まるでギターで歌っている様です。これが人に教えられるレベルのギタリストの演奏です。細かな心の変化を表現できるギタリストの一人です。1:12~1:36付近のギター・ソロでは、音楽理論にも長けているクレバーさと懐の深さを感じ、聴き応えがあります。

今回の「心の琴線に触れる音」は、0:27~0:28付近、2:22~2:23付近に入る注目の音です。ここでは演歌の小節の様な音です。ギターで小節を歌っている様で、心に染みます。全般的に、この小節の他に、1つ1つのビブラートやピッキングを変化させている事で感情を表現しているので、是非、細かな音の変化に注目して聴いてみて頂きたいです。

ライブ映像です。画質・音質は悪いですが・・


Joe Satriani – Mountain Song LIVE 16-07-2002

少し映像と音がズレている様ですが、ライブでは大分アレンジが入っていますね。ライブ演奏で、このクオリティーが出せる事には大変驚きます。まさにプロフェッショナルです。このジョー・サトリアーニの多彩な音を、これを機により多く知って頂ければ嬉しいです。

ご紹介のアルバムです。 

ストレンジ・ビューティフル・ミュージック

ストレンジ・ビューティフル・ミュージック

  • アーティスト: ジョー・サトリアーニ
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2002/06/26
  • メディア: CD
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また他の曲もご紹介させて頂きたいと思います。

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心の琴線

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