今回は、バンド【Impellitteri】のアルバム『Grin and Bear It』より、曲「Ball And Chain」をご紹介させて頂きます。
アルバム紹介
このアルバムは、1992年に発表されたクリス・インペリテリにとって大きな意味を持つ2つ目のフル・アルバムです。前作の『Stand In Line』とは、大きく音楽性が異なるとファンは反発しました。そこで、この後のフルアルバム『Answer To The Master』から、音楽性を変化させる事を避ける事になります。本来のクリス・インペリテリは、様々な音楽を弾くことが出来るそうですが、ある時期から、路線を絶対に外さないポリシーを持つ様になります。このアルバムからは、クリスの本来の幅広い音楽性を感じる事ができます。本当の彼は、このアルバムの音楽性なのかも知れません。インペリテリを知る上で、このアルバムは是非とも聴いて頂きたいです。きっと新しい発見がある筈です。
ご紹介の曲「Ball And Chain」の原曲です。
Impellitteri – Ball and Chain
曲紹介
曲名「Ball And Chain」の意味は、日本語にすると”鎖に金属球をつけた足かせ”、”行動を束縛するもの”です。そんな曲名でありながり、哀愁を感じ、乗り越える勇気がもらえる曲です。
イントロのギターは、少しヴァン・ヘイレンを思わせるようなリフです。最近のクリス・インペリテリには封印されている部分が色々な所に発揮されているのが分かります。ヴォーカルのロブ・ロックの歌声は、この様に伸びやかに歌い上げる曲と親和性が高いとつくづく感じます。
2:04~2:36のギターソロでは、最近のクリスには見られない方の力を抜いた音と幅の広い多彩なフレーズ構成です。ソロ後のバッキングは、少し弾き方を変化させて、緻密に曲を作り上げている事も分かります。
今回の「心の琴線に触れる音」は、0:00~0:22イントロ部です。ここを聴くだけで、胸が一杯になって涙が出そうな気持ちになります。不思議な事に、何かが自分の中で、この音に癒やされるのです。皆さんは、この音、どう感じますか?
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ご紹介のアルバム『Grin and Bear It』です。
バンド【Impellitteri】にとって、異色のアルバムです。批判の声はありますが、名作だと思います。クリス・インペリテリの多彩な魅力を、このアルバムで感じて欲しいです。
ご紹介の曲「Ball And Chain」です。
- アーティスト:IMPELLITTERI
- 出版社/メーカー: Victor
- 発売日: 2017/01/16
- メディア: MP3 ダウンロード
この曲の、イントロを聴くだけで、癒やされます。曲名「Ball And Chain」、日本語で”鎖に金属球をつけた足かせ” を振り払って前へ前へと進む勇気がもらえる曲です。
コメント
この曲いいですよね。
当時、Rob Rockがゲスト参加したAngelicaのDanger Zoneと一緒によく聞いていました。
通学していたころの西武池袋線の景色を思い出します。
書き込みありがとうございます。
曲は、聞いていた頃の情景・気持ちを思い出しますね。
また、遊びに来てください!