今回は、バンド【Joe Satriani】のアルバム『Surfing With The Alien』より、曲「Surfing With The Alien」を紹介させて頂きます。
このアルバム『Surfing With The Alien』は、1987年に発表された2枚目の作品です。この作品が、Joe Satriani(ジョー・サトリアーニ)の知名度を上げた出世作です。HR/HM業界にギター・インストというジャンルを創り確立したのは彼だと思います。非常に聴きやすい曲が多く、楽しめるアルバムです。アルバムの中には、ノリノリの曲・シリアスな曲・創造的な曲、など多彩な曲で溢れています。キャッチーな曲の中、随所に散りばめられた音楽性の高いギターフレーズがアクセントとなり、魅力的な曲に仕上げています。ギタリストにありがちな、テクニック自慢大会になっておらず、万人にも玄人にも楽しめる絶妙なバランスになっています。
そんなアルバム『Surfing With The Alien』から、遊び心も感じるアルバムタイトル曲「Surfing With The Alien」をご紹介させて頂きます。
アルバム・ジャケットについては、アメコミのキャラクタに、ソックリな方がいらっしゃいました。
ご紹介曲「Surfing With The Alien」の原曲
Joe Satriani – Surfing with the Alien
まるで、街にサーフィン・エイリアンがやって来たようなイントロで曲は始まります。そして、キャッチーなメロディーと共に曲が展開されます。
1:10~1:50、2:40~のギター・ソロでは、タイトル通り、エイリアンの様なタッピングのフレーズも入っており、フレーズも遊び心が満載です。
今回の「心の琴線に触れる音」は、1:10~1:15 タッピングによる神秘的なフレーズです。聴いた事の無い宇宙的な音に、吸い寄せられてしまいます。
後半は、Joe Satriani(ジョー・サトリアーニ)のギター・プレイが堪能できます。ここまで、自由に楽しくギターで歌う彼のギターは聴いていて心地良いです。
ご紹介曲「Surfing With The Alien」のライブ映像
Joe Satriani – Surfing with the Alien (from Satriani LIVE!)
派手なパフォーマンスは無いですが、ギターを弾いていて楽しそうで、見ているこちらも楽しくなります。ライブではアレンジもありますが、原作の雰囲気まで完全再現できる演奏力は本物の証。
ちょっと、アメコミの、アノお方、がギター弾いている様に錯覚してしまいました。
【リッチー・ブラックモアからの批評】
私は、Joe Satriani(ジョー・サトリアーニ)は、テクニック・ハートの両方を素晴らしく高いレベルで持っているギタリストだと思います。
ご紹介のアルバム『Surfing With The Alien』
- アーティスト: ジョー・サトリアーニ
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2016/02/10
- メディア: CD
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Joe Satriani(ジョー・サトリアーニ)の遊び心が詰まった名作アルバムです。万人から玄人まで楽しめる内容です。
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