ヴァンデンバーグ

【Vandenberg】Heading For A Storm

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今回は、バンド【Vandenberg】のアルバム『Heading For A Storm』より、曲「Heading For A Storm」をご紹介させて頂きます。

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Heading For A Storm

このアルバムは、1983年に発表された、バンド【Vandenberg】の2作目です。この頃は、アメリカでの人気が伸び悩みましたが、日本では人気がありました。個人的には、アメリカで、もう少し人気が出ても良かったと思います。1作目に続き、2作目も方向性は変わらず高品質な80年代のHR/HMサウンドとなっています。ジャケットアートは、何とエイドリアン・ヴァンデンバーグ(Adrian Vandenberg)が描いています。バンドメンバーは、ボーカル・ギター・ベース・ドラムの4人構成。シンプルな楽器隊の中、どの曲もバンドの中心であるヴァンデンバーグのギターが存分に堪能できるような展開になっています。ご紹介する曲は、アルバムの中でも一際完成度が高いアルバムタイトル曲の「Heading For A Storm」です。

ご紹介の曲「Heading For A Storm」です。


Heading for a Storm

力強いギターのイントロから、Aメロが始まる時にバンキング・ギターのリフには哀愁を感じられます。曲は、各シーンが美しく繋がっており、メリハリを効かせながらも自然な展開になっている所は、ヴァンデンバーグの才能を感じます。特に、各シーンの印象に残るフレーズとリズムの変化による演出が素晴らしく、楽器隊の一体感を感じます。

ギタリスト:エイドリアン・ヴァンデンバーグ(Adrian Vandenberg)としての見せ場: 2:13~2:47のギター・ソロでは、起承転結が明確なフレージング・独特の繊細なヴィブラートにより、音楽性の高い説得力のあるギター・ソロになっています。聴けば聴くほど味わい深く、彼の溢れる才能が詰まっています。

今回の「心の琴線に触れる音」は、2:56~3:13の間奏部のシリアスなシーンです。ロック魂を呼び覚ますサウンドに心が震えます。

曲の全体を通して、随所にヴァンデンバーグの燻銀ギターが聴けます。

当時の来日ライブ映像です。


Vandenberg – Live In Japan ’84 – Heading For A Storm

アルバム版では多重録音のギターでも、ライブではギターは1人です。バッキングとリードを1人でバランスを取って弾いています。

ヴァンデンバーグ(Adrian Vandenberg)は、レスポールが似合います。弾いている姿は、カッコ良いです。ギターのトーンに関しても、ピッキングのニュアンスが伝わって来て拘りを感じます。

 ご紹介のアルバム『Heading For A Storm』です。

Heading for a Storm

Heading for a Storm

 

ヴァンデンバーグの魅力が詰まった2作目です。この高品質な80年代HR/HMサウンドを多くの人に知って頂けると幸いです。

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心の琴線

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