今回は、バンド【Metallica】のアルバム『Master Of Puppets』より、曲「Battery」をご紹介させて頂きます。
このアルバムは、以前紹介したタイトル曲「Master Of Puppets」を収録したメタリカの誉れ高い作品です。スラッシュ・メタルの王道、メタルの原点を感じる曲です。メタリカがファンとの絆を強く歌った曲であり、ライブでも大きく盛り上がる名曲です。この曲でのバッテリーの意味は、バンドとファンの絆です。
曲「Master Of Puppets」の紹介です
www.kinsen.work
ご紹介の原曲です。
Metallica – Battery (HD)
イントロのナイロン弦ギターのアンサンブルから、大地を揺るがすメタルサウンドに切り替わる部分にはメタルの血が疼きます。そして、1:05付近からのスラッシュ・メタルのメインリフが始まります。2:04~2:08の間奏ギター・ソロは効果的な短くアクセントですが、2:57~4:00の長い間奏では聴き応え十分の濃い展開です。リードギター(カーク・ハメット)の怪しげな雰囲気を漂わせたギター・ソロは、彼ならではです。
今回の「心の琴線に触れる音」は、0:00~1:05のイントロと、そこからのメインリフ導入部です。イントロから、静から動へと強烈な世界観に圧倒されます。このサウンドが好きな人が集まって共感しバンドとファンの絆を深めているのです。
この曲のメインリフは、非常に高速なため、正確に弾く事が難しいです。曲「Master Of Puppets」のリフと比較しても、確実に難易度が高いと思います。
当時のライブ
Metallica: Battery (Live in Nagoya, Japan – November 17, 1986)
イントロ部は、音源を再生していますが、原曲の雰囲気をそのまま出しています。当時の雰囲気が伝わってきます。
1988年のライブ
Metallica, Battery, 26.06.1988, East Rutherford, NJ, USA
イントロ部は、アレンジし音源再生では無く、演奏しています。
1999年のライブ
Metallica – Battery – 7/24/1999 – Woodstock 99 East Stage – Rome, NY
ご紹介の曲は、2:05付近から曲は始まりますが、イントロは省略され、シンプルなアレンジで始まります。ライブパフォーマンスにも熟練し見せる演出も十分です。
最近のライブ版です。
Metallica: Battery (Sacramento, CA – December 7, 2018)
イントロは、音源の再生ですね。例えそうであっても、原曲のイントロ部は曲の大事な要素です。ライブパフォーマンスは熟練し魅せてくれます。ジェイムズ・ヘットフィールドが白いギブソン・フライングVを演奏する姿は、非常に嬉しく思います。
ご紹介のアルバムです。
MASTER OF PUPPETS (REMASTERED) [CD]
- アーティスト: METALLICA
- 出版社/メーカー: BLACKENED RECORDINGS
- 発売日: 2017/11/10
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
この時代のメタリカを聴いて頂き、昔から色褪せないメタルとの絆を感じて頂けると幸いです。
コメント