今回は、バンド【Children Of Bodom】のアルバム『Hexed』より、曲「Under Grass and Clover」をご紹介させて頂きます。
このアルバムは、2019年3月に発売された10枚目の作品です。3年ぶりのアルバムにファンとしても納得する出来栄えです。今までは、過去に個人的な想い入れのある曲を紹介する機会が多く、余り新しいアルバムを紹介しておりませんでしたが、今回はいち早く共感させて頂きたく、発売して間もないアルバムからの紹介となります。
デス声でありながら、万人にも受け入れられる音楽にて幅広いファンを虜にしています。それは彼らが本物の証ですね。彼らの曲には、暗黒さが無くポジティブなパワーが沢山詰まっており、応援しているファンも良い人が多いと思います。
CHILDREN OF BODOM – Under Grass And Clover (OFFICIAL VIDEO)
イントロ部から、キャッチーで疾走感のあるメインリフで曲が始まります。ボーカルが入ると、ギターの休符が入り静寂を演出しメインリフの展開に戻ると、静と動のメリハリを感じる曲構成です。
1:41~2:02のシーンでは、1:46と1:56付近でライホ特有の苦しそうで格好良いメタルのツボを刺激するリフが聴けます。この音はクレイジーな音と表現しておきましょう。
2:02~2:22のギター・ソロ+キーボード・ソロ部は、短めですが密度が濃く綺麗な様式美で構成されています。曲も3:33とコンパクトです。
今回の「心の琴線に触れる音」は、1:46と1:56付近のライホ特有のクレイジーな音です。これが彼だからこそ出せる音だと思います。なかなか考えても出せない音、この自然に出てくるセンスこそがライホだと思います。もちろん、メインリフやギター・ソロも素晴らしいのですが、あえてライホらしさを感じられる音を共感したく挙げさせて頂きます。
現在、少なくなったメタル業界の将来を担う数少ないカリスマの一人だと思います。これからも応援し、これからのメタルを託したいです。
ご紹介のアルバムです。
このバンドを応援し、ライホのメタルの良さを共に共感していただけると幸いです。
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