今回は、バンド【Ozzy Osbourne】のアルバム『Blizzard Of Ozz』より、曲「Crazy Train」をご紹介いたします。
以前、ご紹介した アルバム『Blizzard Of Ozz』からの選曲となります。ランデイー・ローズのカテゴリとして、別アルバムも検討しましたが、この曲の紹介は外せない為、同一アルバムから選定しました。
この曲は、ご存知の方も多いと思いますが、バンド【Ozzy Osbourne】のランディー・ローズ時代を語る上で、外す事が出来ない歴史に残る名曲です。
オジー・オズボーンというバンドは、バンド【BLACK SABBATH】を脱退したオジーのソロプロジェクトから始まりました。そして、このアルバム『Blizzard Of Ozz』が第一弾でした。運命的なランディー・ローズとの出会いにより、会心の名作アルバムが完成しました。ランディー・ローズは、1982年に飛行機事故で帰らぬ人となり、25歳で生涯を終えた話は有名です。その時のオジーのショックは計り知れず、ブラック・サバス時代以上に酒・ドラッグに溺れて、手が付けられない状態であったそうです。このランディーとの出会い・別れから、後に数多くの若手ギタリスト(ジェイク・E・リー、ザック・ワイルドなど)を発掘するバンドになりました。
Ozzy Osbourne – Crazy Train (1980)
イントロからAメロのリフ、そしてサビと随所に印象深いフレーズがあり完成度の高い楽曲です。叙情的な演出などは、まるでお手本の様であり、歴史に残る名作です。
この様に聴き所が非常に多い曲の中から、あえて「心の琴線に触れる音」を1箇所だけ挙げるとすると、曲の中で最高の盛り上がりを迎える2:45~3:12のギター・ソロです。キャッチーなフレーズからランデイーの純粋で叙情的なギターの旋律が展開され、何度聴いても新鮮な音が胸に突き刺さります。
ランディー・ローズのライブ見れます。
Crazy Train LIVE Randy Rhoads HQ Best Quality from After Hours TV show performance.
ここでのランディーは、レスポールを弾いています。非常にギターが似合い、弾いている姿が格好良いです。元々ランディーはギターの講師を勤めていたそうですが、教える事でギターについても多くを学んだというコメントも残しており、ストイックにギター・音楽に向き合っていたのだと思います。
今では伝説となったランディー・ローズの姿を見て頂きたいです。
インペリテリがカバーしているライブ
임펠리테리 7 ( Impellitteri) – Crazy Train – 2016 부산 락 페스티벌 (Busan Rock Festivel)
ロブ・ロックのボーカルとクリス・インペリテリの演奏です。原曲に敬意を払ってカバーしている様子が伺えます。もちろんインペリテリだけでは無く、後の数多くのギタリストに大きな影響を与えています。
ランディー・ローズの姿、彼の残した足跡は多くの後継ギタリストが継承している事を知って頂ければ嬉しいです。
ご紹介のアルバムです。
- アーティスト: オジー・オズボーン
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 発売日: 2002/06/19
- メディア: CD
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