今回は、バンド【Electric Sun】のアルバム『Fire Wind』より、曲「Chaplin and I」をご紹介させて頂きます。
ウリ・ジョン・ロートの独自の世界観の中でも、エモーショナルなギターが最大の聴き所です。彼は、メジャーではありませんが、非常に音楽性も高く強く紹介したいギタリストの一人です。
イントロは、クリーントーンの叙情的なギターから始まります。
エモーショナルな抑揚のある音には、なぜか人間らしい優しさを強く感じます。
次第にディストーションの聞いた音になり、力強くなってきます。
キャッチーなフレーズに乗せて、ウリ・ロートの歌声は、上手くは無いですが
気持ちを込めて歌って、伝わるものがあります。
そして、今回の「心の琴線に触れる音」は、3:50~4:22くらいのギター・ソロです。これは、非常にエモーショナルで鳥肌が立ちます。思わず目を閉じて、ここを何度も繰り返して聞いてしまう程です。この研ぎ澄まされた流れる様なフレーズは、ウリ・ジョン・ロートならではです。特に、この独特なタメ。
個人的にアームによるビブラートは嫌いなのですが、下げるビブラートのためには必要なんですね。大分、ジミ・ヘンドリクスからの影響も感じますが、それも含めて自分のオリジナリティーを発揮して、独自の世界観を出しています。
ウリ・ジョン・ロート は大好きなギタリストです。
影響を受けたギタリストも多く、イングヴェイにも影響を与えた事は有名です。ただ、今は見た目は、ややカッコ悪く、以前も仙人などと言われています。独特のフレーズと叙情的な音に関しては最高レベルのギタリスト・ジャケットの絵も描くアーティストです。ジミ・ヘンドリクスからの影響も大きく受けています(そこはイングヴェイマルムスティーンと同じです)。非常に高い音が出るスカイギターの奏者としても有名です。また紹介させて頂きます。
この曲を通じて、ウリ・ジョン・ロートの良さを少しでも知って頂ければ幸いです。
また、紹介させて頂きます。
ご紹介のアルバムです。
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